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『ソウ』シリーズは4作で終わるところだった!?監督が激白!

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まだまだ続くよ~!
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 映画『ソウ』シリーズ2作目から4作目まで監督を務めてきたダーレン・リン・バウズマンに代わりメガホンを取った、デヴィッド・ハックル監督に話を聞いた。2004年の1作目誕生以来、毎年コンスタントに続編が公開され、全世界で大ヒットを記録し続けている『ソウ』シリーズ。死のゲームの仕掛け人であったジグソウが死亡し、新たな局面を迎えた4作目ではその後継者が登場。そして、前作で残された謎が明らかになる、注目の5作目がいよいよ公開となる。

映画『ソウ5』写真ギャラリー

 2作目以降、プロダクション・デザイナーとして本シリーズに携わり、映画『ソウ3』『ソウ4』では第2班の監督を務めたデヴィッド。初監督作品が人気シリーズの最新作ということで、プレッシャーがあったのではないだろうか? 「うん、確かにプレッシャーはかなりあったよ(笑)。でも、プロデューサーのことは前から知っていたし、スタジオからの信頼も厚かったから、その点はやりやすかったかな。とにかく、シリーズの過去作と同じぐらい素晴らしくて、ファンが満足してくれるような映画を作ろうと心がけたんだ。とても納得いく作品ができたと思う」とコメント。自信たっぷりにそう語る彼は、ダーレン監督とは仲良しだそうで、精神面でいろいろサポートしてもらったという。

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 『ソウ』シリーズといえば、世界中で数多のファンがその最新作を心待ちにしている大人気シリーズだが、悪役ながら実質的に主役といえるジグソウが死んだ時点で、製作陣はこのシリーズにいったん終止符を打とうと考えたりはしなかったのだろうか? 「ああ、たくさんの話し合いがあったのは事実だよ。ダーレンは自分の監督作をシリーズ完結編にしたいと、あるときまでは考えていたし。でも、僕らは安全な道を歩むのではなく、あえて自分たちのハードルを上げて、大胆に新しいチャレンジをしていくことが大切だと気付いたんだ。そのためにもジグソウを殺す必要があったというわけなんだよ」。シリーズ続行は正解だったようで、『ソウ5』はまたもやアメリカで大ヒットを記録。すでに6作目の製作も決定している。

 ジグソウ不在となり、シリーズの新しいチャプターの始まりとなった本作だが、最大の見どころはどこだろうか? 「ジグソウがこれまでに築き上げたものが後継者に受け継がれる、新しい世界への変遷という点だね。あと、ゲームの中のトラップも変わってくるし。そういう意味で、映画の中の世界がこれまでと違った方向に進んでいく部分も見どころじゃないかな」。そう、今までとは異なる衝撃的なトラップの数々も、本作のハイライトの一つ。どんな恐怖とスリルが待ち構えているのか、楽しみにしていてほしい。(取材・文:小林真里)

映画『ソウ5』は11月28日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほかにて全国公開

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