イケメン大東俊介、若き日の松山千春を演じ「プレッシャー…」
第21回東京国際映画祭
20日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで第21回東京国際映画祭「日本映画・ある視点」に出品されている映画『旅立ち ~足寄より~』の公式上映が開催され、主演の大東俊介、石黒賢、そして今井和久監督が舞台あいさつを行った。
松山千春が23歳のときに書き下ろした自伝「足寄より」を映画化した同作で、映画初主演にして若き日の松山を演じているのは映画『クローズ ZERO』、『リアル鬼ごっこ』などで注目されるイケメン俳優の大東俊介だ。今回は役作りのために、松山本人にも会ったそうで「すごく人間的に大きな人で、緊張している僕をほぐしてくれた」とその人柄を語ったが、「でも存在そのものがプレッシャーでした(笑)」と本音をぶっちゃける一幕もあった。
また撮影中は、役作りに徹し過ぎた結果、自分の演技が“松山千春のモノマネ”になってしまい思い悩んだとも告白。そんな大東も、父親役で共演した泉谷しげるから「好きなようにやれよ」と勇気づけられると、やっと吹っ切れて自分らしい松山像を完成することができたそう。松山千春、泉谷しげるという大物シンガー2人に支えられ、見事に初の主演映画をやり遂げた大東だった。
『旅立ち ~足寄より~』は松山千春の自伝をベースに、若き日の松山(大東)がその才能を開花させ、スターへと登りつめる姿を描いた感動作。物語の舞台である北海道では、11月22日から先行公開される。
映画『旅立ち ~足寄より~』は2009年1月24日より全国公開