中居正広、約10キロの減量!鬼気迫る横で監督はずっと何かを食べていた?
27日、映画『私は貝になりたい』の完成会見が文京区のJCBホールで行われ、主演の中居正広、仲間由紀恵、柴本幸、笑福亭鶴瓶、石坂浩二、福澤克雄監督、そして脚本家の橋本忍が登壇した。
本作は昭和33年に名優フランキー堺主演で放送され、好評を博したテレビ映画「私は貝になりたい」の完全映画化。無実の罪で愛する家族と引き裂かれる清水豊松の悲劇を描いた涙の感動作。映画主演6年ぶりとなる中居が清水を演じ、その妻を仲間が演じる。
投獄される清水を演じるために中居は食事制限をして、60キロだった体重を51キロまで落としたという。福澤監督の言いつけを守り、減量もし、最後の手紙を書く場面に全身全霊で挑んだそうだ。仲間はそんな中居の印象を聞かれ「まっすぐな方なんだな、と改めて思いました。現場では周りへの気遣かいもあるすてきな方だなあ~と」と笑顔で語った。共演している鶴瓶も「一緒に飲みに行っても何も食べなかったですね。この作品にかけていたんでしょうね」と中居を称賛。
一方、中居に減量しろと常に言い、追い込み続けたという福澤監督に、中居は「監督はずーっと何かを食べていましたね(笑)」とうらみがましい目を向け、キャストたちの笑いを誘った。テレビ版に続き、本作の脚本も手掛けた橋本は「映画を観ましたが、良質の作品になったと思います。今までテレビと映画の間にあった大きな門が、この作品で開いたという気がしますね。いい意味でテレビと映画のドッキングが始まったのかと思います。画期的な作品になりました」と映画の印象を語った。
公開まで全国行脚のキャンペーンを敢行中の中居は、本作への思いを込めて「胸を張って観てくださいという作品になっているのがうれしい。人に対する思い、家族への思い、目の前にあるありがとうや感謝の気持ちをこの作品を観て、改めて感じてほしい」とメッセージを送った。
映画『私は貝になりたい』は11月22日より全国東宝系にて全国公開