地球温暖化は問題じゃない!月に降り立った伝説の宇宙飛行士が驚きの持論を展開!!
31日、日本科学未来館にて、映画『ザ・ムーン』の記者会見が行われ、ニール・アームストロング船長とともに月に降り立ったバズ・オルドリン博士が来日した。
オルドリン博士は、史上初めて月面着陸を成功させたアボロ11号のクルー。今なお、月に降りたった12人のうちの1人として、その偉大な功績をたたえられており、映画『トイ・ストーリー』のキャラクター、バス・ライトイヤーのモデルにもなったという人物。会場には、将来、宇宙飛行士を目指すという少年、少女が学生記者として来場し、「月に行った40年前と今とでは、宇宙に対する考えが変わりましたか?」「地球規模で問題となっている温暖化について、博士はどのように解決すべきだと考えますか?」と大人顔負けの質問を投げかけた。
これに対し、博士は「温暖化というのは、悪いことと決めつけるのは先走り過ぎ。地球はこれまでに何度も温暖化と冷却化を繰り返してきた。研究資金を集めるために、ドラマチックに『これは大変だ!』と訴えたり、警鐘を鳴らしたりする人間はいつの時代にもいるもの。わたし個人はパニックするほどの問題ではないと思っている」との持論を展開。温暖化への取り組みを真っ向から否定する発言で、会場に集った記者たちの度肝を抜いた。
映画『ザ・ムーン』は、宇宙飛行士たちの証言と、NASA(アメリカ国立航空宇宙局)の蔵出し映像でアポロ計画を振り返ったドキュメンタリー映画。
映画『ザ・ムーン』は2009年1月16日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほかにて全国公開