菊地凛子のハリウッド第2弾映画のイギリスプレミアで共演者が絶賛!【第52回ロンドン映画祭】
10月27日(現地時間) 、菊地凛子のハリウッド進出第2弾となる映画『ザ・ブラザーズ・ブルーム』(原題)のイギリスプレミアがロンドン映画祭で開催され、レッドカーペットに登場したライアン・ジョンソン監督、ロビー・コルトレーン、レイチェル・ワイズのそれぞれが菊地との撮影の様子などを話してくれた。
初めにレッドカーペットに登場したライアン監督は本作を「ロマンチックなところがあるクラッシックな詐欺師の話」と紹介し、菊地については「ビジュアルの演技だけでキャラクターを表現してくれた。とってもかわいくてクールで僕のお気に入りの女優だよ」と語った。菊地はエイドリアン・ブロディとマーク・ラファロが演じる詐欺師兄弟と組んで仕事をする爆弾のエキスパートのバンバン役。全編無言で通すだけに、レイチェルが演じるペネロペの参加で爆発計画がとんでもないことになってしまったとき、思わず四文字言葉、Fワードとも呼ばれるののしり言葉を叫んでしまうシーンで観客は大爆笑となる。
次に現れた『ハリー・ポッター』のハグリッド役でおなじみのロビーはイギリスではコメディアンとしても知られている。「僕は凛子とダンスしたんだよ。彼女はまるで妖精みたいに踊るんだ。僕はそうはいかないけどね」と撮影中の秘話を、巨体を揺らしながらオチをつけて披露してくれた。
レッドカーペットの締めを飾ったレイチェルは本作でDJから曲芸までコメディエンヌぶりをたっぷりと見せてくれる。「わたしのラップはひどいものだわ。実際にやるとしたら曲芸がいいわね」「凛子は素晴らしい人。エイドリアンやマークも素晴らしくて楽しく仕事ができたわ」と言うレイチェルとロビーはレッドカーペット上で唇と唇を触れ合わせてのキスまでして見せた。ハグリッド、実はモテモテ?(取材・文:山口ゆかり / Yukari Yamaguchi)