『スパイダーマン4』の脚本にピューリッツァ賞作家が参加か?
注目が集まっている『スパイダーマン』シリーズ4作目の脚本家が新たに決まりそうだ。ハリウッド・レポーター紙が、ピューリッツァ賞受賞の劇作家デイヴィッド・リンゼイ=アベアーが『スパイダーマン4』の脚本家として交渉の最終段階にあると伝えた。これまで、『ゾディアック』のジェームズ・ヴァンダービルトが脚本のドラフトを手掛けていることが伝えられていたが、ここにきてピューリッツァ賞作家の協力が得られそうだ。『スパイダーマン4』のストーリーなど詳細は明らかにされていないが、引き続きサム・ライミ監督がメガホンを取り、『スパイダーマン4』と『スパイダーマン5』を2作品同時に製作することを予定している。スパイダーマン役にはこれまで通りトビー・マグワイアがふんし、メリー・ジェーン・ワトソン(MJ)役のキルスティン・ダンストの出演も期待されている。
デイヴィッド・リンゼイ=アベアーは、2007年の「ラビット・ホール」(原題)でピューリッツァ賞を受賞し、同舞台はシンシア・ニクソン主演でブロードウェイで上演され、シンシアはトニー賞最優秀演劇女優賞を受賞している。舞台「ラビット・ホール」は、ニコール・キッドマンのプロデュース・主演で映画化の企画もあり、映画版の脚本もリンゼイ=アベアーが手掛ける予定になっている。