福田沙紀、櫻華学園から卒業してセーラー服姿は見納め?
8日、丸の内ピカデリー2にて映画『櫻の園 -さくらのその-』の初日舞台あいさつが行われ、主演の福田沙紀、杏、大島優子、はねゆり、武井咲、柳下大、菊川怜、そして監督の中原俊が登壇した。
この日の舞台あいさつは櫻華学園からの卒業と題して、最後のセーラー服姿を披露した5人。観客席からは拍手が起こり、壇上はまさに卒業式そのもの。教師を演じた菊川は5人の制服姿を見ながら「生徒のみんなが制服姿と聞きましたので、一人だけハッスルして桜色のワンピースを着てきました」とうらやましそう。その後、菊川は生徒一人一人に言葉を掛けながら卒業証書を授与し、柳下からは花束が贈られた。
まずは小笠原葵役の杏に「(学校の)あこがれの先輩として輝いていた大輪の花でした。ここに全課程を終了したことを証明いたします」と卒業のエールを送った。沢美登里役の大島には「くったくのない笑顔に励まされました」と述べ、横田奈々美役のはねゆりには「ムードメーカーとして元気を与えてくれたのはあなたでした」と感謝の言葉を添えた。唯一1年生の水田真紀役の武井にも「見えないところで努力していたことを見ていました」と卒業証書が渡された。そして結城桃役の福田には「再演はあなたがいなければ実現しえなかった」と贈る言葉を捧げ、卒業式は感動とともに終了。欠席した赤星真由子役の寺島咲には、後日郵送で卒業証書が送られるそうだ。
『櫻の園 -さくらのその-』は、吉田秋生の人気コミック「櫻の園」をベースに、1990年に劇場公開されたものを現代版としてリメイク。バイオリニストの夢をあきらめた結城(福田)が名門女子校櫻華学園へ編入し、伝統を重んじる学校と演劇を通して今を生きようとする主人公と女子高生たちの葛藤(かっとう)を描いた青春映画。
映画『櫻の園 -さくらのその-』は丸の内ピカデリーほかにて全国公開中