バブルガム・ブラザーズ、リーマン・ブラザーズがなくなった今だからこそ復活?
10日、都内スタジオにて、バブルガム・ブラザーズ(ブラザー・コーン、ブラザー・トム)が、映画『デス・レース』のテレビCM用のアフレコ収録を行った。
約12年ぶりに、バブルガム・ブラザーズとして活動を再開した二人。「サザンが活動休止になって、今がチャンスだと思った」とブラザー・コーンが言えば、「おれはサザンファミリーだったから、見るものがなくなってこっち(バブルガム・ブラザーズ)をやろうかと思った」とブラザー・トムがボケて、ブランクを感じさせない絶妙な掛け合いを見せた。また、ブラザー・コーンは「リーマン・ブラザーズがなくなったから、今度はバブルガム・ブラザーズ(笑)。ウォール街に名前が出てくるのも時間の問題かな。どうもおれたちは経済のサイクルで動いているみたい。バブルという名前をつけたときからそういう運命だったのかも」と時事ネタも取り入れて周囲を笑わせた。
現在、52歳のブラザー・トムは「プライベートも充実。女性にもモテてますよ」と自信満々。「若い男性たちは頑張んないと、うかうかしてると女の子はみんなおじさんに取られちゃうよ。おやじは危ないよ~」とテレビカメラを前にちょいワルおやじぶりをアピール。すると待ってましたとばかりに、昨年離婚していたことをインタビュアーに突っ込まれピンチに陥いると、ブラザー・コーンが「デビュー25周年、お互いプライベートも仕事も別れたり、離れたりね」と大人の対応でブラザー・トムを助けていた。
映画『デス・レース』は、四方を海に囲まれ、脱出不可能な刑務所内で行われる、生き残りを懸けた囚人たちのカーレースを描いたアクションムービー。監督は映画『バイオハザード』シリーズを大ヒットさせ、ミラ・ジョヴォヴィッチとの間に一児をもうけたポール・W・S・アンダーソンが務めている。
映画『デス・レース』は11月29日より有楽座ほかにて全国公開