松雪泰子と椎名桔平が『余命』で台湾金馬国際映画祭に登場!台湾の観客大熱狂!
19日、台北にて現在開催中の第45回台湾金馬国際映画祭にて、映画『余命』が特別招待作品として上映され、松雪泰子と椎名桔平が登壇した。
多くの現地報道陣とファンに囲まれ、松雪は「台湾の人が温く迎えてくれてうれしいです」と素直な感想を語り、先に行われた第21回東京国際映画祭に続き、2回目の国際映画祭への出品の喜びを語った。二人はレッドカーペットに詰め掛けた現地ファンの声援に応えるように、通訳を聞きながら、中国語で短いあいさつの言葉を述べ、観客の熱狂をさらにあおった。本映画祭は、1980年より毎年台北にて、コーナー別に100作品以上の話題の映画を一挙上映する、アジア圏内だけではなく、世界的に注目されている国際映画祭だ。
その後、記者会見の席で現地記者からの質疑応答に応じた松雪と椎名。「アジアが一つになって、日本と台湾で素晴らしい作品を世界に向けて作って行きたい」と椎名が語れば、「こちらでロケができるのであればぜひお願いしたいですね」と松雪もコメントし、今回の上映のリアクションに、確かな手ごたえを感じたようだ。また映画『レイン・フォール/雨の牙』でゲイリー・オールドマンと共演を果たした椎名は、その経験を踏まえた上で「人間というのは信頼関係が築ければ言葉の壁というのはまったく関係ない。それに映画というものは国境を越えていくものだ」と『余命』が日本だけではなく、世界的に受け入れられる作品であるということを熱く語った。
『余命』は結婚10年目にして待望の妊娠を果たしながら、同時に乳がんが再発してしまう38歳の外科医・滴(松雪)が下す苦渋の選択を通して、命の尊さを 問いかける感動のヒューマンドラマ。松雪、椎名らが所属するスターダストプロモーションが新たに立ち上げたスターダストピクチャーズ(SDP)が配給を手 掛けている。