ボンドが来日!『007』シリーズ最新作の見どころはボンドの裸体?
25日、ザ・リッツカールトン東京にて、映画『007/慰めの報酬』の来日記者会見が行なわれ、ジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグ、新ボンド・ガールのオルガ・キュリレンコ、監督のマーク・フォースター、プロデューサーのバーバラ・ブロッコリが登場した。
前作『カジノ・ロワイヤル』と比較して、約2倍にも及ぶアクション・スタントを自らこなしたというダニエル・クレイグ。一番ハードなアクション・シーンを聞かれても、「30秒しかつけることができないハード・コンタクトをつけて、飛行機からオルガと一緒に飛び降りるシーンが、技術的にとても難しかった。でも、飛び降りること自体は、とても楽しかったよ」と男らしい返答。顔と腕のけがでは、手術が必要なほどだったというが、そのことについては触れず、ボンド役らしく弱みを見せなかった。
ウクライナ出身の新ボンド・ガール、オルガも「ダニエルほどよく働く人を見たことがないわ。毎日撮影が終わると、みんなは食事したり、休んだりしているのに、彼はすぐスタント・チームに戻って、スタントの練習とトレイニングに励んでいるんだもの」とダニエルの勤勉ぶりをたたえた。
題名にちなみ、撮影中に自分たちの“慰めになったモノ”へと話が及ぶと「観客の素晴らしい反応が一番の慰め」と語ったプロデューサーのバーバラ。するとすかさずフォースター監督から、「本当は、シャツを脱いだダニエルの裸が一番の慰めだったんじゃない?」と横ヤリが入り、バーバラも思わず「慰めになるほど、見られてないの。もっと見ていたかったわ!」と告白した。ダニエルはトレイニングに打ち込んだおかげで、スクリーン上でも外でも女性の羨望を集める肉体美を手にしたようだ。
映画『007/慰めの報酬』は、全米でシリーズ史上最高のオープニング記録をたたき出した007シリーズ第22作目。『チョコレート』『ネバーランド』のマーク・フォースターが監督、『スパイダーマン3』や『ボーン・アルティメイタム』のスタント・コーディネイターでもあるダン・ブラッドレーをセカンド・ユニット監督に迎え、アクションに磨きをかけた超大作。
映画『007/慰めの報酬』は2009年1月24日よりサロンパス ルーブル丸の内ほかにて全国公開