『ダ・ヴィンチ・コード』の第2弾、『天使と悪魔』の謎解きの暗号が公開!
ダン・ブラウンによる原作ともども、世界的な大ブームとなった映画『ダ・ヴィンチ・コード』の第2弾、映画『天使と悪魔』が2009年5月15日に全世界同時公開されるが、このたび謎解きのヒントとなる重要なシーンが公開された。
前作『ダ・ヴィンチ・コード』は世界興行収入7億5,000万ドル(約750億円)という驚異的数字をたたき出した大ヒット作。レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた「最後の晩餐」の中にあるというコードの謎にロバート・ラングドンが迫っていくストーリーは、各地で物議を醸し出すなど、大ヒットとともに大きな話題となった。そしてダンが「ダ・ヴィンチ・コード」以前に執筆した、同じ主人公で描くベストセラー小説「天使と悪魔」が、同じスタッフとキャストで待望の映画化となった。
公開されたシーンは、トム・ハンクス演じるラングドンの横にたたずむ“ハバクと天使”という像。物語の上で最初の暗号となる重要なもので、ここから前作をしのぐ謎とミステリーが展開していくのだろうか。また、原作好きにはおなじみのカメルレンゴ(前教皇侍従)のカルロ・ヴェントレスカにはイギリス人俳優、ユアン・マクレガーがキャスティングされ、トムとの演技合戦が期待される。脚本は近年のスティーヴン・スピルバーグ作品などを手掛けるデヴィッド・コープ。前作以上にアクション色の強い作風に変化するか否か、作品の完成と公開が大変楽しみな作品であるとともに、来年の超期待作に早くも名乗りを上げた一本である。
『天使と悪魔』はトム演じるラングドンが、カトリック教会から弾圧を受けたガリレオ・ガリレイを中心とする最古の秘密結社・イルミナティの復活の証拠を発見し、彼らが最大の敵とみなすカトリック教会(ヴァチカン)のコンクラーベ(新しいローマ法王を選ぶ会議)のときに復讐(ふくしゅう)を果たすという事実を知る。ラングドンはガリレオが歴史の闇に隠した暗号をたどりながら、ヴァチカンを救う唯一の手掛かりを探っていく……。
映画『天使と悪魔』は2009年5月15日より全国公開