第59回ベルリン国際映画祭オープニングは『ジ・インターナショナル』
『ラン・ローラ・ラン』『パフューム ある人殺しの物語』などで知られるドイツのトム・ティクヴァ監督の『ジ・インターナショナル』(原題)が、来年2月5日に開幕する第59回ベルリン国際映画祭のオープニングを飾ることになった。
ティクヴァ作品が同映画祭のオープニングに選ばれるのは2002年のケイト・ブランシェット主演『ヘヴン』に続き今回で2度目。
この上映がワールド・プレミアとなる『ジ・インターナショナル』(原題)はイギリス・ドイツ合作のアクション・スリラー。『インサイド・マン』のクライヴ・オーウェンが演じるインターポールの捜査官と、『21グラム』のナオミ・ワッツが演じるニューヨークの検事が、国際的な大銀行の不正をあばこうとする様が、ベルリン、ニューヨーク、イスタンブール、ミラノを舞台に描かれる。
オーウェン、ナオミのイギリス俳優の脇を固めるのも、ドイツのアーミン・ミューラー=スタール、アイルランドのブライアン・F・オバーン、デンマークのウルリク・トムセン、アメリカのジャック・マッギーとまさにインターナショナルな面々。
映画『ジ・インターナショナル』は、同映画祭開催中の2月12日からドイツ、13日からアメリカで一般公開予定