オンナ版『海猿』で話題騒然!16歳ピカピカ新人女優が体当たり!!
航空自衛隊航空救難団(以下、航空救難団)を舞台に、女性初の救難ヘリパイロットになったヒロインの苦闘と成長をダイナミックに描いた映画『空へ ─救いの翼 RESCUE WINGS─』が、すでに試写会を鑑賞した映画ライターや一般の観客たちから「すごい迫力! まるで女性版の『海猿』だ!!」と絶賛され、話題騒然だ。
映画『空へ ─救いの翼 RESCUE WINGS─』写真ギャラリー
レスキュー隊員の活躍を感動的に描いた作品といえば、最近では海上保安庁を舞台にした伊藤英明主演の映画『海猿 ウミザル』『LIMIT OF LOVE 海猿』が記憶に新しいが、この冬公開される『空へ ─救いの翼 RESCUE WINGS─』は航空救難団を舞台にしている。この航空救難団は現在、世界トップレベルの救難能力を持つプロフェッショナル集団として知られ、警察や消防、さらに海上保安庁が対応困難だと判断した厳しい救助現場にも即座に駆けつける。いわば人命救助の最後の砦であり、彼らが挑む救助活動は時に『海猿』以上の困難を強いられるのだ。
そんな航空救難団に女性初の救難ヘリパイロットとして入隊するのが、この作品の主人公・川島遥風(はるか)。厳しい訓練はもちろん、女性であるがゆえに周囲から好奇のまなざしを向けられることもあるが、「人の命を救いたい」という強い信念を持ち、今日も操縦かんを握る。しかし、常に任務が成功するわけではない。遥風もまた、初の実地任務となった漁船の座礁事故で、救助を待つ船員が高波にさらわれる瞬間を目の当たりにし、激しく落ち込んでしまう。果たして遥風は立ち直ることができるのか? 仲間たちのきずなを通して、プロとしての覚悟と誇りに目覚める遥風の等身大のヒロイン像は、大きな感動をもたらしてくれるはずだ。
さらに注目なのは、撮影時15歳にして、23歳のパイロットを演じ切った新人女優、高山侑子。映画初出演にして堂々の主役に抜てきされた高山は、役柄同様にハードな撮影現場に体当たりでぶつかり、見事な女優魂を見せつけている。しかも彼女の実父は新潟中越地震で活躍し、2005年に訓練中の事故で殉職した新潟県救難隊員。この運命としかいえない亡き父とのきずなを胸に、女性ヘリパイロットを熱演する高山の勇姿は必見だ。2009年ブレイク必至の彼女が、女優として翼を広げて大空に飛び立つ瞬間を見逃すな!
映画『空へ ─救いの翼 RESCUE WINGS─』は12月13日より角川シネマ新宿ほかにて全国公開