新『13日の金曜日』が1年に3回も13日の金曜日がある来年に全世界公開!
13日の金曜日が3回もある2009年に、リメイク版映画『13日の金曜日』がついに公開される。
『13日の金曜日』といえば、映画『エルム街の悪夢』シリーズのフレディ・クルーガー、映画『ハロウィン』シリーズのマイケル・マイヤーズと並ぶホラーヒーロー、ジェイソン・ボーヒーズがスクリーン狭しと大暴れするスプラッター映画の金字塔的作品でありながら、ポップカルチャーにも多大な影響を与えた作品である。それが2009年2月13日の金曜日に世界同時公開されるのだ。
災いを起こすといわれる、不吉な13日の金曜日が2月、3月、11月と3回もある年に、不吉なタイトルの映画が、タイトルと同じ日の13日の金曜日に公開されるとは、恐怖を超えて奇跡すら感じさせるナイスタイミングだ。もともとこの日が不吉な代名詞となった由来は多説あり、イエス・キリストが最後の晩さんを迎えた日であるとか、バベルの塔が破壊された日、人類最初の殺人ともいうべきアベルがカインに殺害された日などなど、どれも負のオーラに満ちあふれているものばかり。だが宗教的価値観に疎い日本では、やはりオリジナル版『13日の金曜日』から不吉なイメージを植えつけられた人が多いのではないだろうか? また2009年は、1979年のオリジナル版誕生から30年の節目を迎える記念すべき年でもある。
公開当時、批評面では散々だったものの、興行面では大成功。天才特殊メークアップアーティストであるトム・サヴィーニのリアルな残酷描写が話題となり、ジェイソンが登場するいくつものシリーズが製作され、ファン念願の企画であった映画『フレディvs.ジェイソン』も大成功を収めた。そして、新たな伝説が映画『トランスフォーマー』のマイケル・ベイ製作で作られようとしている。監督はカルト映画『悪魔のいけにえ』のリメイク作品、映画『テキサス・チェーンソー』のマーカス・ニスペル。今回はオリジナル版では登場しなかったホッケーマスクのジェイソンを登場させ、さらに俊敏にするという斬新な味付けで『13日の金曜日』をリメイクしている。世界的に熱狂的ファンの多い作品だけに、リメイク製作は吉とでるのか凶と出るのか。2月13日の金曜日が待ち遠しい。
なお映画公開記念の特別企画として、オフィシャルサイトでは13週連続企画「The“Friday the 13th”Weekly Project」を11月13日の深夜0時より開始。11月21日を第1回目の金曜日更新として、映画公開までの13週間にわたり、企画やイベントが実施される予定だ。
映画『13日の金曜日』は2009年2月13日より全国公開