ダニエル・ラドクリフの下ネタが炸裂!伝統のテレビ番組でアソコの話
アメリカで現役俳優をしてる人たち、あるいはそれを目指している人たち、そして映画ファンなら知る人ぞ知るテレビ番組「インサイド・ザ・アクターズ・スタジオ」にダニエル・ラドクリフが最年少ゲストで出演し、なんと下ネタまで披露する余裕をみせた。
「インサイド・ザ・アクターズ・スタジオ」は、伝統ある番組でこの番組に出られれば、役者として一人前であるとまでいわれているほど権威がある。1994年に始まったこの番組は全米のケーブル局ブラボーで放映され、のべ7,900万人の家庭で視聴され、125か国にわたり放映されている。日本ではNHK系列で随時放映されている。実はこの番組の起源は大学で俳優学を専攻している学生たちのためのテレビ・セミナーに端を発しており、アクターズ・スタジオの副学長であるジェームス・リプトン氏自らがホストを務める公開トークショー形式で番組を進行する。
観客はほとんどが、映画あるいは舞台の勉強にいそしむ学生たちだ。普段は、自分たちの親ほどの年齢であるスターの話を聞くが、年齢の近いダニエルがゲストだったせいかリラックスしたムード。さっそくハリポタの役を射止めるまでの経過を聞かれたダニエルは、「単なる偶然!」と答えた。当時ダニエル少年は勉強もダメ、運動もダメという、カワイそうなほどの劣等生で非常にサエないコだったという。そんなときに、俳優エージェントをしていたダニエルのパパの友人が、「話のネタになるから、『デビッド・コパーフィールド』のオーディションを受けてみたら?」という話を持ちかけてきたという。「誰もボクが受かるとは思っていなかった」とダニエルは語る。だが、運命とはわからぬもので、映画ハリポタの歴史はそこから始まった……というわけである。
話は盛り上がりダニエルの舞台劇「エクウス」で披露したヌードシーンの話題に。「あちこちで話のネタにされることでしょうね」というリプトン氏の問いに答えて、ダニエルは、「(ヌードシーンの)僕は……ミケランジェロのダビデの彫像と同じで……ほら、彫像のダビデは、巨人のゴリアテと対戦する直前の姿でしょう。だから当然アソコの状態も最高とは言えないわけで……」と失笑。さらにダニエルの話は止まらない。「よく友達に聞かれるんです。『もし、舞台でタッちゃったらどうするんだ!?』ってね。だからボクは、『それは願ったりだね!』って言うんですよ。だって、舞台上ではいつも逆状態だから」と笑う。「アクターズ・スタジオ」で下ネタ談話をしたのは、長い番組の歴史上ダニエルだけかもしれない!?
ホストのジェームス・リプトン氏は無表情で感情を表に出さないことで有名な紳士だが、そのリプトン氏がダニエルのゲスト出演について、「頭脳明晰、感情豊かで楽しい最高のゲストだった。スペシャルな若者だ」と手放しでダニエルを褒めたたえた。ここ最近、ハリポタ・ファン以外にも人気急上昇中のダニエルくんである。