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豊川悦司と薬師丸ひろ子が夫婦役に!子作り旅行でハプニング?

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薬師丸ひろ子(奥)と豊川悦司(手前)-映画『今度は愛妻家』より
薬師丸ひろ子(奥)と豊川悦司(手前)-映画『今度は愛妻家』より - (C)「今度は愛妻家」製作委員会

 映画『世界の中心で、愛をさけぶ』の行定勲監督が大ヒットを博した舞台「今度は愛妻家」を映画化し、豊川悦司薬師丸ひろ子が夫婦を演じることがわかった。

 行定監督は本作を撮ろうと思ったきっかけについて「ふと、今の映画館を見ると、若い人たちが主役の映画はたくさんあるのですが、大人が見る映画がとても少ないと思っています。そして、アメリカでは、40代が主役の映画が多いのですが、日本では少ないです。そういった意味で、40代の僕らの世代が主役をやる映画が増えた方がいいのでは、という試みでもあります」と日本映画への新たな挑戦であることも明かした。

 仕事もせずにプータロー同然のオキラクな生活を送るかつて売れっ子カメラマンだった北見俊介を豊川が演じ、健康マニアの妻さくらを薬師丸が演じる。ある日、俊介がさくらに沖縄へ子作り旅行へ連れだされたことによってこの夫婦に訪れる変化が物語をコミカルでありながらシリアスに盛り上げていく。

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 俊介を演じる豊川は「台本を読んで、ほとんどが、ワン・シチュエーションで描かれ、人間の悲劇のようなニュアンスも含まれていてすごく面白かったです。そして、行定監督とだったら、面白い作品ができるという予感があり、そして良い作品になってほしいという気持ちもありました。『今度は愛妻家』、とても良い作品に仕上がりそうな予感があります。ぜひ、ご期待ください」とさすが大人のコメント。ただのコメントだけではなく、早くもしっかりと映画のPRをした。

 一方の薬師丸も「台本を読んで、とても胸にキュンとくるお話だと思いました。途中で大きな物語の展開があるのですが、何度読んでも、そこで切なく泣けてくる、まるで物語を読んでいるかのような気持ちになりました。今回、行定監督とは、初めてのお仕事です。行定ワールドにたっぷりと浸って楽しみたいなと思います。『今度は愛妻家』は、映画として、本当に楽しめるすてきな映画になると思います。自分にこんなことが起こったら、本当にどうしようって思うのですが、そのどうしようと思う前にぜひ、劇場で観てほしいです」と何かとんでもないハプニングが起きる内容をにおわせていた。

 そのほかの出演者には水川あさみ濱田岳石橋蓮司ら個性派が名を連ねる。理想の夫婦像を二人がどう演じ、行定監督がそれにどう味付けをするのか期待したい。

映画『今度は愛妻家』は2009年に全国東映系で公開

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