ショーン・ペン、『ミルク』がニューヨーク映画批評家サークル賞を受賞
アカデミー賞のノミネートが確実視されている映画『ミルク』(原題)が、ニューヨーク批評家サークル賞で、最優秀作品賞、主演男優賞(ショーン・ペン)、助演男優賞(ジョシュ・ブローリン)の三冠に輝いた。残念ながら、監督賞は『ミルク』(原題)のガス・ヴァン・サント監督ではなく、映画『ハッピー・ゴー・ラッキー』(原題)のマイク・リー監督が受賞し、主演女優賞も同映画のサリー・ホーキンスが受賞した。
『ミルク』(原題)は1970年代のサンフランシスコのゲイ・コミュニティーがあったカストロ通りで、徐々に頭角を現し始めた活動家ハーヴェイ・ミルク(ショーン)に焦点を当てた作品。ハーヴェイがアメリカで初のゲイ・カミングアウトをして選挙の立候補者となり、後に市政執行委員にまで選ばれていく波瀾(はらん)万丈の人生を描いた伝記映画である。