トム・クルーズに手紙を届けようとした帰還兵に接近禁止命令
自分のような帰還兵を手助けするためにトム・クルーズに力を借りようとしたイラク戦争帰還兵エドワード・ヴァン・タッセルが裁判官から接近禁止命令を言い渡され、精神課に収容された。
ヴァン・タッセルはイラク戦争の帰還兵の扱いに抗議するため、高速道路の陸橋の上でアメリカ国旗と拳銃を振り回して先月逮捕されている。その後、退役軍人病院に収容されたが、出入りが自由な病院だったため、力を貸してくれるよう書いた手紙を直接手渡そうと、ビバリーヒルズにあるトムの自宅を3回も訪れていたらしい。拳銃を振り回した男が出入り自由の施設にいるとは思わなかった裁判官は驚き、トム自身およびトムの所有地への接近禁止命令をだしたとのこと。
この接近禁止命令についてトムはまったくかかわっていないよう。「彼は知りもしませんでしたが、裁判官は正しい判断を下しました。ただ、トムが申請したものではありません」とトムの弁護士はコメントしている。また、イラク戦争だけでなく、すべての戦争の帰還兵に対し、きちんとした待遇が取られるべきだとトムは感じていると付け加えた。