松田龍平が号泣!意外にも号泣の観客続出と話題の「悪夢探偵2」
塚本晋也監督が松田龍平を主演に迎え、他人の夢に入ることができる青年の活躍を描くサイコ・スリラー『悪夢探偵』シリーズ第2弾が意外にも試写会で本編を観た人たちの間から号泣ものだとの声が上がっている。
前作にあたる『悪夢探偵』はサスペンス・ホラー映画という位置付け。どちらかというとドラマよりもショッキングな映像とスリリングな展開が核にあった。『悪夢探偵2』も、もちろん塚本監督の、その映像センスは踏襲されているが、松田演じる悪夢探偵の母親への想いが物語全編を通して描かれており、その切なさにはかなり胸を締め付けられる。
特にあるシーンで松田が号泣するところは、真に迫っており、演技とは思えぬほど自然で観客も知らずに貰い泣きをしており、何度か開催された試写会では女性のみならず男性も号泣する観客がかなり見られたようだ。
鬼才の名で呼ばれる塚本監督の構成力と演出の腕が物語をサスペンス・アクションにとどめず、胸を打つ人間ドラマとして高い完成度で作り上げられており、本編を試写で観たネットのユーザー評価もかなり高い。
また、付け加えると今年25歳になった松田龍平から少年の面影が抜け、そのいでたちが彼の父親である俳優の故・松田優作氏にそっくりになってきたと言う観客も多い。確かに後ろ姿からの振り返りざまや、相手をナナメ横からにらみつける姿は本人と見間違うほど親子だけに似ている。
『悪夢探偵2』は12月20日よりシネセゾン渋谷ほかにて順次公開