ケネス・ブラナー、スーパーヒーロー「マイティ・ソー」の映画を監督
イギリスの名優ケネス・ブラナーが、アメコミ映画を監督することが明らかになった。WENNが伝えたところによると、ケネスがマーベル・コミックの新作映画『トール』(原題)でメガホンを取るそうだ。
『トール』(原題)は、題名通り北欧神話の同名の神トール(マイティ・ソー)が活躍するヒーロー映画で、マーベルから刊行されている同名コミックが原作だ。オーディンと女神ジョオドの息子として生まれたソーだが、強大なパワーを持ち高慢な態度を取ったために、謙虚さを学ばせるため、障害を持つ人間に転生させられてしまう。普段は非力な人間だが、魔法のハンマー「ムジョルニア」を使ってヒーロー・ソーに変身して悪と戦うストーリーで、ソーはトール(Thor)の英語読みである。
主人公のソーには、ダニエル・クレイグが候補に挙がっているといううわさがあったが、ダニエル自らがうわさを否定している。『トール』(原題)の全米公開は2010年6月10日を予定していて、マーベルが企画しているスーパーヒーロー大集合映画『アベンジャーズ』(原題)と共に注目のヒーロー映画となる。また、マイティ・ソーはアイアンマンとキャプテン・アメリカと並んでアベンジャーズの中心的メンバーなので、ソー役を演じる俳優は『アベンジャーズ』(原題)へも出演するものと思われる。
シェイクスピア俳優として知られるケネスがアメコミ映画の監督を務めるのは少し意外だが、監督としてもその優れた才能を発揮する彼なら原作の世界観をそのままスクリーンに再現できるだろう。ケネスがトム・クルーズと共演した最新作映画『ワルキューレ』は、日本では3月20日に封切られる。