イザベル・ユペール、カンヌ国際映画祭の審査委員長に
映画『ピアニスト』『8人の女たち』などで知られるフランス人女優、イザベル・ユペールが、第62回カンヌ国際映画祭の審査委員長に選ばれた。
カンヌ映画祭で女性が審査委員長を務めるのは、60年の歴史の中で4人目となる。これまでに、リブ・ウルマン、ジャンヌ・モロー、フランソワーズ・サガンが務めている。イザベルはこれまでカンヌ映画祭のコンペ作品へ多く出演するだけでなく、プレゼンターを担ったり、審査委員も経験している。イザベルは声明の中で、「大変光栄に、そしてうれしく思います。わたしは、長きにわたりカンヌと関係を持ってきました。今回の出会いは映画祭に対する愛、世界の映画への愛情を確認するものとなるでしょう」と語っている。第62回カンヌ映画祭は5月13日から24日まで開催される。