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第82回キネマ旬報ベスト・テン決定!1位は『おくりびと』

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『おくりびと』
『おくりびと』 - (C) 2008 映画「おくりびと」製作委員会

 日本映画界で最も権威ある賞として名高い、キネマ旬報ベスト・テンが発表された。「キネマ旬報」は、1919年に創刊された映画専門雑誌。この賞と番付は、1924年に開始され、今年第82回を迎えた。戦争による中断を挟むも現在まで絶えることなく継続され、映画界の一つの基準として信頼を集めるに至っている。1928年から続き、今年2月に第81回授賞式が催されるアメリカのアカデミー賞よりも歴史は長い。

 今回は、滝田洋二郎監督の映画『おくりびと』が、日本映画監督賞、日本映画脚本賞、主演男優賞を獲得したほか、日本映画ベスト・テンのナンバーワンに輝くという快挙を達成した。第1位の鑑賞会および表彰式が、2月18日に銀座ブロッサム中央会館にて行われる。ベスト・テン、受賞作、受賞者一覧は下記のとおり。

◆2008年 第82回キネマ旬報ベスト・テン◆

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【個人賞】
日本映画監督賞  滝田洋二郎『おくりびと』
日本映画脚本賞  小山薫堂 『おくりびと』
主演男優賞    本木雅弘 『おくりびと』
主演女優賞    小泉今日子トウキョウソナタ』『グーグーだって猫である
助演男優賞    堺雅人  『クライマーズ・ハイ』『アフタースクール
助演女優賞    樹木希林 『歩いても 歩いても
新人男優賞    井之脇海 『トウキョウソナタ』
新人女優賞    甘利はるなコドモのコドモ
外国映画監督賞   シドニー・ルメットその土曜日、7時58分
ショーン・ペンイントゥ・ザ・ワイルド

【2008年日本映画ベスト・テン】
1位 『おくりびと』
2位 『ぐるりのこと。
3位 『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)
4位 『トウキョウソナタ』
5位 『歩いても 歩いても』
6位 『闇の子供たち
7位 『母べえ
8位 『クライマーズ・ハイ』
9位 『接吻
10位 『アフタースクール』
*次点 『百万円と苦虫女

【2008年外国映画ベスト・テン】
1位 『ノーカントリー
2位 『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
3位 『ダークナイト
4位 『イントゥ・ザ・ワイルド』
4位 『ラスト、コーション
6位 『イースタン・プロミス
7位 『その土曜日、7時58分』
8位 『エグザイル/絆
9位 『つぐない
10位 『チェチェンへ アレクサンドラの旅
*次点 『12人の怒れる男
*4位は同点で2作品

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【2008年度文化映画ベスト・テン】
1位 『嗚呼 満蒙開拓団』
2位 『緑の海平線 ~台湾少年工の物語~
3位 『里山っ子たち
4位 『いのちの作法
5位 『シロタ家の20世紀
5位 『柊の向こう側 ~ハンセン病患者・回復者の歩み~』
7位 『木工芸 -中川清司のわざ-』
8位 『チョコラ!』
9位 『つみきのいえ』
10位 『腫瘍血管新生』
*次点『あぶあぶあの奇跡』
*5位は同点で2作品

上記受賞作、ベスト・テン一覧は、2月5日発売の「キネマ旬報」2月下旬決算特別号にて掲載される。

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