トム・クルーズの『ワルキューレ』、アメリカでは絶賛、ヨーロッパでは…?
トム・クルーズが、新作映画『ワルキューレ』のイギリス・プレミアに出席し、集まった数百人のファンにあいさつをした。
製作の遅れや公開延期など、数々の問題を乗り越えてきたトムは、プレミアでこの映画への出演について「パワフルな経験」とコメント。アメリカでは公開後、トムの演技を含め賞賛の声が高く響いたが、イギリスに先駆けて公開されたドイツでは厳しい評価が下されている。トムは本作の中でヒトラー暗殺を計画したクラウス・フォン・シュタウフェンベルク大佐を演じたが、大佐の親せきであるフランツ・フォン・シュタウフェンベルク氏が、「ヴェルト」紙の中でトムの演技について「エレガントに見せようとしていたようだが、結果、とても堅苦しい演技になってしまった。まったく決断力に欠けていて、何よりもカリスマが足りない」と厳しい評価をされている。