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69歳の木村監督、自腹で購入した宣伝カーで全国行脚に挑戦!

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さぁ、出発だぁ~!
さぁ、出発だぁ~!

 28日、雄山神社(富山県)にて6月に公開される新田次郎原作で同名小説の映画『劔岳 点の記』で、木村大作監督が自ら行う47都道府県全国行脚の安全祈願と出発式が行われた。

 監督は、この映画を多くの人に観てほしいという願いから監督一人で47都道府県をすべて巡る予定で、「車は自腹です!」と発言するほどの並々ならぬ意気込みを見せていた。普段は黒色の乗用車だけしか乗らないそうだが「宣伝用だから派手にしてみた」と、赤のプレマシーを購入。それから監督は「この県はめんどくさいからといって飛ばすことはしないよ。車だけでは行くことができないような沖縄にも、車をフェリーに乗せて行きます!」とやる気満々の様子だった。そんな監督には移動中に密かな楽しみがあるらしく「素晴らしい大自然に出合ったときに自分のキャメラ(カメラ)に収めておくこと」だそうで、監督は25年もの間、全国津々浦々で撮影した大自然の風景を宝物として保管しているそうだ。

 これから3か月ほどは単独行動になるが、「淋しくないですか?」との記者から質問に「長い間独り者だったから一人旅をしているようなもの」と心強い発言。しかし、「カーナビを使いこなせますか?」との問いには「まったくわからないなぁ~」と苦笑いで答え「まっ、金沢と福井は泊まる場所が決まっているので」と当面は(?)安心できると話していた。

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 出発式では、映画関係者や報道陣らの「いってらっしゃい!」との大きな掛け声に見送られて旅立った監督の姿はとてもたくましく、本日、石川県からスタートしたキャンペーンは、29日には福井県、30日は滋賀県と、4月中旬位までには全国を回りきる予定だ。

『劔岳 点の記』は、名誉や利益のためではなく、ただ地図を完成させるために命をかけてきた明治の偉人たちの真実の物語を描いた作品。木村監督は映画『八甲田山』『火宅の人』『鉄道員(ぽっぽや)』など数多くの作品を手掛けてきた名キャメラマンで、50年の映画人生の中で今回50本目にして初めて監督として自らメガホンを取る。

映画『劔岳 点の記』は6月20日より全国公開

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