トム・ハンクス、反アメリカ的よばわりしたモルモン教徒に謝罪
カリフォルニア州の同性結婚の合法性を取り消す住民投票事項8を通過させるために一役買ったモルモン教徒に対し、「反アメリカ的な行動」と発言していたトム・ハンクスが謝罪した。
「モルモン教徒の多くは、住民投票事項8を通過させるため教会に多額の寄付をした。これは反アメリカ的な行動だと考えている人も多く、わたしもその一人だ」とトムはコメント。これに対しモルモン教のスポークスマンは「自由社会、民主主義社会において意見を述べることほどアメリカ的なことはない」と反論した。
トムは、同性結婚を非合法とする住民投票事項8は憲法が約束しているものに反しており、成文化された差別だと感じているものの、国民には自分の良心に従って票を投じる権利があり、それこそアメリカ的なことであるとコメント。「反アメリカ的という言葉は軽々しく使用されるべきではなく、わたしはしてはいけないことをした」と謝罪している。