ヒラリー・スワンク、兄を救うために弁護士になるシングルマザー役でオスカーを狙う!
ヒラリー・スワンクとミニー・ドライヴァーが、実話を基にした映画へ出演することが明らかになった。ハリウッド・レポーター紙が、ヒラリーとミニーがオメガ・エンターテインメントの新作映画『ベティ・アン・ウォーターズ』(原題)へ出演すると伝えた。物語は、ヒラリー演じる無職で二人の子どもを抱えているシングルマザーのベティが、無実の罪で投獄された兄の潔白を信じてロースクールに通い、20年近い歳月をかけて裁判で無罪を勝ち取るまでを描いていく内容だ。ベティの兄ケネス・ウォーターズの裁判のケースは、アメリカのロースクールで授業に取り上げられるほど有名な判例で、映画は実話を基にした感動のストーリーとなる。ミニーの役は、ベティのロースクールでの友人で、彼女はケネスの裁判でベティを助ける重要な人物である。監督は俳優でもあるトニー・ゴールドウィンがあたり、ヒラリーはエグゼクティブプロデューサーとしても作品に参加し、撮影は来月から開始される予定だ。
ヒラリーが実在の人物を演じるのは、映画『ボーイズ・ドント・クライ』『マリー・アントワネットの首飾り』『フリーダム・ライターズ』、そして10月にアメリカ公開予定の映画『アメリア』(原題)に続いて5回目。ヒラリーがアカデミー賞主演女優賞を受賞した『ボーイズ・ドント・クライ』のように、再びオスカーに輝くような名演技を見せてくれることを期待しよう。