『スラムドッグ$ミリオネア』の脚本家、次回作はエイミー・アダムス主演のロマコメ
今年のアカデミー賞にて、9部門10ノミネートされた映画『スラムドッグ$ミリオネア』の脚本家サイモン・ボーフォイの次回作が明らかになった。ハリウッド・レポーター紙が、サイモンがスパイグラス・エンターテイメントの新作映画『リープ・イヤー』(原題)の脚本を手掛けることが決まったと伝えた。すでにエイミー・アダムスの主演が決まっている同作は、アイルランドの伝統で、うるう年の2月29日に女性が恋人にプロポーズしたらその男性はプロポーズを受けないといけないことから、彼氏にプロポーズするためにダブリンへ旅行する女の子を主人公に描くロマンチック・コメディーだ。監督は映画『ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ』のアナンド・タッカーがあたる。
日本では4月公開予定のダニー・ボイル監督の『スラムドッグ$ミリオネア』は、ムンバイのスラム街で育った少年が、賞金の獲得をかけてクイズ番組に挑む物語で、ゴールデン・グローブ賞で最優秀映画作品賞を含む4部門を受賞している。サイモンはゴールデン・グローブ賞最優秀脚本賞も受賞しており、アカデミー賞脚色賞にもノミネートされている。アメリカで驚異的大ヒットを記録し、オスカー最有力といわれる『スラムドッグ$ミリオネア』。2月22日(日本時間23日)に行われるアカデミー賞の受賞式での結果発表が楽しみだ。