ユースケ、涙ぐむ平愛梨にそっとハンカチ差し出す優しさチラリ……
31日、日劇2にて、映画『20世紀少年<第2章> 最後の希望』の初日舞台あいさつが行われ、主演の豊川悦司、常盤貴子、香川照之、平愛梨、ユースケ・サンタマリア、小池栄子、木南晴夏、そして堤幸彦監督が登壇した。
50年に渡る壮大なストーリーを、3部構成で描く本作。第1章に主演した唐沢が第2章には出演していないことから、会場に詰めかけたファンに向けて、豊川は「唐沢さんがいないんで、すごく地味な舞台あいさつですけど……(第3章には)またヤツも帰ってくると思いますんで」と控え目ながらも気持ちのこもったあいさつをした。本作のヒロイン、カンナ役に大抜てきされた平も、緊張とプレッシャーで声を上ずらせながら涙のあいさつをするなど、静かな熱気のこもった舞台あいさつとなった。
そんな中で1人熱い存在だったのがユースケだ。「実は昨晩、緊張して一睡もできず、ひどいどしゃぶりに『僕の涙雨だな』と思いまして」「400人のキャパシティに2,000人のお客さんが入ったとか」「女優陣とは、たまに混浴に入ってベビーオイルを塗り合ったり」とお得意のテキトー節全開で笑いを誘ったり、豊川らほかのキャストのあいさつには突っ込みを入れたり、涙ぐむ平にそっとハンカチを渡すなど、この日の舞台あいさつを支えていた。
映画『20世紀少年<第2章> 最後の希望』は、浦沢直樹の大人気コミックを映画化した一大エンターテイメント・シリーズの第2弾。“ともだち”が支配する世界で、必死の抵抗を続けるカンナたちを描く。
映画『20世紀少年<第2章> 最後の希望』は現在公開中