ADVERTISEMENT

アニメ界のアカデミー賞ことアニー賞決定!『カンフー・パンダ』が総なめ!

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
チーム『カンフー・パンダ』のみなさん
チーム『カンフー・パンダ』のみなさん - Photo:Yumiko Murata

 30日(日本時間31日)、カリフォルニア州ロサンゼルス・UCLAにてアニー賞授賞式が開催された。

映画『カンフー・パンダ』

 1992年に始まったアニー賞は、「アニメーションのアカデミー賞」といわれる賞。オープニングでは「オスカーなんていらない、アニーが欲しい!」というコメディソングが歌われ、素晴らしい作品を生み出した監督やプロデューサー、アニメーター、声優たちが駆けつけた。

ADVERTISEMENT

 今回はなんといっても、ほぼすべての部門にノミネートされたドリーム・ワークス製作の『カンフー・パンダ』の受賞のゆくえが見どころ。その革新的な映像が大ヒットにつながったこの作品のチームは、観客席の真ん中で発表のたびに大盛り上がり。隣にはディズニー・チーム、そして逆隣にはニケロデオン・チームが集まっており、その火花を散らしていた。式の半ばでは、あまりのカンフー・パンダフィーバーに、プレゼンターたちも「これじゃあアニー・アウォーズじゃなくてパンダ・アウォーズだ! どうせ次もパンダだろ? 発表したくないぜ!」と冗談を言いはじめ、「ファッキン・パンダ!」とまでさけぶ始末。さすがのブラック・ユーモアが飛び交っていた。

 最終的にノミネートされたすべてを受賞した『カンフー・パンダ』! なんとこの記録はアニー賞史上初となったそうだ。最優秀絵コンテ賞を受賞したジェニファー・ネルソンは、その腕から『カンフー・パンダ2』ではなんと監督に抜擢。この日は旦那さまとの結婚10周年だったそうで、「(ダブルで)とてもうれしいです!」とトロフィーをうれしそうに掲げていた。

 そのほかの各映画賞ではディズニーチームが大活躍の状態だが、果たしてアカデミー賞はどうなるか。日本では爆発的ヒット……とまではいかなかったこの『カンフー・パンダ』だが、『2』が公開される前に、改めて見返してみるのも面白いかもしれない。(取材・文:村田由美子)

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ADVERTISEMENT