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全裸も仕事のうち!女優魂を見せたケイト・ウィンスレット

第59回ベルリン国際映画祭

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記者会見に臨むケイト・ウィンスレット(左)とレイフ・ファインズ(右)
記者会見に臨むケイト・ウィンスレット(左)とレイフ・ファインズ(右) - Photo:Yukari Yamaguchi

 第59回ベルリン国際映画祭での映画『愛を読むひと』の上映に合わせ、本作でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされているケイト・ウィンスレット、相手役を務めるレイフ・ファインズスティーヴン・ダルドリー監督らが会見を行った。

第59回ベルリン国際映画祭コンペ作リスト写真入り

 レイフ演じるマイケルの回想で始まる本作では、少年の日のマイケルと年上の女性ハナの恋と、その後の二人にホロコーストがもたらした悲劇が描かれる。マイケルが秘密で通うハナの家でのセックスシーンと、後で重要な意味を持つ、マイケルがハナに本を読んで聞かせるシーンが続く前半のほとんどで、ハナを演じるケイトは全裸だ。

 それについてケイトは「デヴィッドとのラブシーンは難しくなかったわ。彼は18歳と若いけれど、とてもプロフェッショナルに演じてくれた」と隣のデヴィッド・クロスをたたえながら、「正直に言うと全裸は楽しいシーンではないわ。でも、わたしは偶然にもこの本を6年前に読んでとても感動した。この話はわたしにとってはハナとマイケルが強いインパクトを受け、その後一生影響を受けることになるラブストーリーよ。だから仕事の一部としてやったの。というよりもやるしかなかったわ」と決然と述べ、記者たちから喝采を浴びた。(取材・文:山口ゆかり / Yukari Yamaguchi)

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