ミッキー・ロークがアカデミー賞に王手!BAFTAで主演男優賞受賞!!
8日、BAFTA(イギリス版アカデミー賞)で、映画『レスラー』のミッキー・ロークが主演男優賞に輝いた。同作は第65回ヴェネチア国際映画祭で最高栄誉の金獅子賞を受賞した話題作で、主演のミッキーは第66回ゴールデン・グローブ賞で最優秀主演男優賞(ドラマ部門)を受賞しており、今回で2冠目となる。
BAFTAはアメリカのアカデミー賞に影響を及ぼす賞としても知られおり、第79回、第80回のアカデミー賞では、俳優部門のすべての受賞者がBAFTAの授賞結果と同じだった。そのことからも、第81回アカデミー賞で主演男優賞にノミネートされているリチャード・ジェンキンス、フランク・ランジェラ、ショーン・ペン、ブラッド・ピットらよりミッキーが最もオスカーに近い存在であることがうかがえる。ミッキー完全復活の日はすぐそこまできているのかもしれない!
『レスラー』はミッキーふんする元人気レスラーで、今ではスーパーのアルバイト店員のランディが、心臓の病を患いながらも再びリングに立とうと奮闘するヒューマンドラマ。本作でもミッキーに対する評価は高く、第65回ヴェネチア国際映画祭で審査委員長を務めたヴィム・ヴェンダースは「胸を揺さぶる素晴らしい演技だった」と絶賛した。
映画『レスラー』は初夏よりシネマライズ、TOHOシネマズ、シャンテ、シネ・リーブル池袋ほかにて全国公開