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堺雅人、マイナス15度で8人でも共同生活!南極生活は1週間が限界?

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伊勢えびを食べるシーンを撮影中の堺雅人
伊勢えびを食べるシーンを撮影中の堺雅人

 8月に公開される話題の映画『南極料理人』で南極越冬隊員を演じた堺雅人生瀬勝久きたろう高良健吾、そして豊原功補が、厳しかった網走ロケのことや南極への思いを語ってくれた。

 本作は1月後半、極寒の網走ロケからクランクインしたという。「初日の網走の気温はマイナス15度。もう寒いなんてもんじゃなかった。でも、2、3日すると体が慣れてきて、零度くらいの日は暖かいと感じました」と話すのは雪氷学者・本山役の生瀬。そんな寒さの中での楽しみといえば食事だったそうで、堺は「毎晩のようにみんなと酒を飲み、そのおかげでキャスト同士が、すごく仲良くなれました。それと網走にはおいしいものがたくさんありましたね」と振り返る。中でもカニの体内にある柔らかい卵“うちこ”やタコの卵がお気に入りだったという。タイチョー役のきたろうも「食べることがこんなに楽しいとは思わなかった」と話した後で、「でも、野郎ばかり8人で生活するのは嫌だと、実感しましたがね」と笑いながらコメントした。

 「実際に南極越冬隊員のように1年間、南極で生活できるか?」という質問に対し、「イエス」と答えたのは豊原ときたろう。その理由について、豊原は「寒いのは平気。肌に合うような気がする」とコメントし、きたろうは「星やオーロラを見ながら過ごしたい。南極は気圧が低いので、少量の酒で酔えるのも効率がいい」とちゃめっ気たっぷりに答えた。堺は「南極へは行ってみたいが、1年は長過ぎる。1週間くらいならいいかも」との微妙な答え。高良からは「僕は自分の家が好きだから、毎日、自分の家に帰りたい。南極はちょっと……」とユニークなコメントが返ってきた。

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 本作は、実際に南極越冬隊で料理人をしていた西村淳のエッセイ「面白南極料理人」「面白南極料理人 笑う食卓」を映画化。南極ドームふじ基地に単身赴任でやって来た料理人・西村(堺)と、彼を取り巻く隊員たちの笑いと涙のヒューマンドラマ。伊勢エビやフォアグラ、松阪牛などの高級食材を使い、西村が作り出す豪華絢爛(けんらん)な料理も必見だ。

映画『南極料理人』は8月、テアトル新宿ほかにて全国公開

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