チャン・ツィイー、見事なナマ脚で曲線美披露!日本のアカデミー賞W受賞をたたえる
25日、新宿ピカデリーにて中国映画『花の生涯~梅蘭芳(メイランファン)~』のプレミア上映会が行われ、主演のチャン・ツィイー、レオン・ライそして安藤政信が登壇した。
本作は、1993年にカンヌ国際映画祭にて中国の伝統演劇の京劇をテーマとした映画『さらば、わが愛/覇王別姫(はおうべっき)』でパルムドールに輝いたチェン・カイコー監督の最新作。今年のベルリン国際映画祭ではコンペティション部門に正式出品された作品だ。チャン・ツィイーはデビュー作の映画『初恋のきた道』、レオン・ライは映画『ラヴソング』以来10年ぶりにベルリンを訪れたらしい。
チャン・ツィイーが「寒くて、寒くて……。寒いベルリンでした」と当時を振り返るとレオン・ライが「チャ・ツィイーが言うようにベルリンは本当に寒かったですが、いいこともありました。チャンの美しいイブニングドレスを見られたこと。それと、安藤さんとは飛行機の中でおいしいドイツビールで乾杯しました」と笑顔で思い出を語っていた。
本作で日本人将校を演じた安藤は見事な中国語を披露し「中国では吹き替えが当たり前ですが、田中隆一役として自分の声で皆さんにお伝えしたかった。本当に努力しました!」と力を込めながら語っていた。それを聞いたチャン・ツィイーは「引き続き中国語の勉強頑張ってください!(本作で絡むシーンはなかったが)いつかちゃんと共演しましょう!」と話すと安藤は照れながらもうれしそうにしていた。
また、チャン・ツィイーはアメリカのアカデミー賞で日本の映画『おくりびと』『つみきのいえ』がダブル受賞したことに触れ「同じ映画人として、また同じアジア人として心からお喜びを申し上げます」とお祝いの言葉を贈っていた。そして、男形女優、孟小冬を演じたチャン・ツィイーは「梅蘭芳と孟小冬の愛は感動的」とコメントし、映画の完成度を観客にアピールしていた。
映画『花の生涯~梅蘭芳(メイランファン)~』は3月7日より新宿ピカデリーほかにて全国公開