『パイレーツ・オブ・カリビアン』のゴア・ヴァービンスキー、ボードゲームの映画化作品を監督?
大ヒット映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのゴア・ヴァービンスキー監督が、有名ボードゲームの映画化作品でメガホンを取るかもしれない。ハリウッド・レポーター紙が、ヴァービンスキー監督がユニヴァーサル・ピクチャーズによって製作されるボードゲーム「クルー(Clue)」映画版の監督として交渉の最終段階にあると伝えた。
同ゲームは、1949年にイギリスで生まれたボードゲームで「クルー」もしくは「クルード(Cluedo)」という名で知られている。プレイヤーたちが洋館で起きた殺人事件の犯人を捜すゲームで、犯人・凶器・犯行現場を推理していく。すでに1985年に、このボードゲームを基にした映画『殺人ゲームへの招待』が製作されていて、3つの異なるエンディングが上映され話題になった。また、イギリスとオーストラリアではテレビドラマも製作され、いかにこのゲームが人気であるかよくわかる。
再映画化となる今回は、ユニヴァーサル・ピクチャーズとハズブロ社とのパートナーシップにより製作が実現した企画で、「クルー」のほかに、日本でも人気の「モノポリー(Monopoly)」や日本のコックリさんのような霊応盤「ウィジャボード(Ouija Board)」という有名ボードゲームの映画化が決まっている。
大ヒットシリーズ『パイレーツ・オブ・カリビアン』を生み出したヴァービンスキー監督がメガホンを取ることで、カルト映画として一部熱狂的ファンを持つ映画『殺人ゲームへの招待』を超える面白い作品が出来るかもしれない。