小泉今日子、「裸でエプロンお願いします」のリクエストに笑顔で対応?
現在絶賛公開中の映画『ホノカアボーイ』の主題歌「虹が消えるまで」を歌う小泉今日子と、作曲を手掛けた斉藤和義に、お互いの印象や曲に込めた思いなどを聞いた。
映画のエンドロールで流れる主題歌「虹が消えるまで」を作曲したのは、シンガーソングライターの斉藤だ。「映画が終わって、この曲が流れるときの一音目から切なさが伝わってきますよね」と小泉。主題歌を歌いながら「胸に甘いチクチクとした痛みを感じた」そうだ。「まるでおばあちゃんような、それでいて少女のような純粋な気持ちで歌えた気がします。人はみんな自分の中の少女性や少年性、そしてピュアな気持ちをひそかに大事にしていると思う。そういう気持ちがあふれているような曲ですよね」と美しいメロディーを作り上げた斉藤に最大の賛辞を送った。
小泉と斉藤の二人は同世代。小泉のアイドル時代をリアルタイムで見ている斉藤は、レコーディングで初めて会ったとき「おお、キョンキョンだ! 本物だー、顔ちっちゃいな(笑)」と思ったんだそう。「小泉さんのブレスがエロいですから(笑)、それを生かした曲を作りました」とエロ話を交えながら話してくれた。
映画の中でビーさん(倍賞千恵子)がおいしい料理を作って主人公のレオをもてなすように、小泉さんが斉藤さんをもてなすとしたら何を作ってあげるか聞いてみた。「わたしは和食しか作らないので、和食を作ってあげます」と小泉。一方の斉藤は「今日子さんが作るなら何でもいいですけど……じゃあ映画に出てくるロールキャベツを裸エプロンでお願いします(笑)」とまたまたセクハラ発言。しかし小泉は笑顔で「じゃあ裸エプロン、用意しておきます」と大人の対応で締めくくってくれた。
『ホノカアボーイ』は、原作者の吉田玲雄が実際にハワイ島の小さな町カウアイで、映写技師のアルバイトをしていたころの思い出をつづった物語。エンドロールに流れる小泉が歌う主題歌「虹が消えるまで」は、さざ波のように優しく心に響く仕上がりになっている。
映画『ホノカアボーイ』は全国東宝系にて全国公開中