カルトドラマ「バフィー ~恋する十字架~」のクリエーターによる新たな挑戦!
アメリカの人気テレビ番組「バフィー ~恋する十字架~」のクリエーターであるジョス・ウェドンと俳優のターモー・ペニケットが、新作テレビドラマ「ドールハウス」(原題)について語ってくれた。本作は、毎回新しいアイデンティティーを植え付けられて活動する“ドール”のエコー(エリザ・ドゥシュク)が自らのアイデンティティーを芽生えさせ、さまざまな困難にぶつかっていくといもの。
ターモーは「僕はFBIエージェントのポールを演じているよ。彼は上役から、ドールについてのうわさ話を聞かされていたんだが、誰もその存在を追求できずにいたんだ。ただ捜査が進んでいくうちに、彼はドールであるエコーに近づくことに成功する。だけど彼女は毎回アイデンティティーが違うわけだから、当然僕のことも覚えていないんだ」とキャラクターと大まかなストーリーを説明してくれた。
「ドールハウス」(原題)で苦労した点は、ストーリーの斬新さにあると語るジョス。「これまで制作してきた中での困難や苦労より以上に、視聴者の反応を通して受ける失望や批判などの対処の方が気になって仕方ないんだ。でも恐怖を感じているときこそ、素晴らしい仕事をしているときだと自分に言い聞かせているよ(笑)」とのことだ。毎週金曜日に放映されているこの「ドールハウス」(原題)は「バフィー ~恋する十字架~」のようなカルト番組になるのだろうか? 結末が楽しみだ。(取材・文:細木信宏 / Nobuhiro Hosoki)