ディノ・デ・ラウレンティス親子が「冒険野郎マクガイバー」映画化
アメリカで1985年から1992年の間に放映され人気を博したテレビシリーズ「冒険野郎マクガイバー」が、映画化されることが明らかになった。ハリウッド・レポーター紙が伝えたところによると、ニューライン・シネマが「冒険野郎マクガイバー」の映画化を企画しているそうだ。映画版は、映画『ハンニバル』『レッド・ドラゴン』のプロデューサーとして知られるディノ・デ・ラウレンティスの娘ラファエラ・デ・ラウレンティスとディノの妻マーサ・デ・ラウレンティス、テレビシリーズの生みの親であるリー・デヴィッド・ズロトフがプロデューサーとして参加し、ディノがエグゼクティブプロデューサーとして名を連ねる。
「冒険野郎マクガイバー」は、特殊部隊出身でフェニックス財団のエージェントであるマクガイバーが世界中で事件を解決する冒険ドラマだ。マクガイバーが悪と戦う際に、奇想天外なアイデアでその場にあるものを利用して役立つものを作り上げてしまうのが特徴で、彼の独特の才能はマクガイバリズムと呼ばれて多くのファンを魅了した。映画版の監督や脚本家は現在のところ未定で、テレビシリーズでマクガイバーにふんしたリチャード・ディーン・アンダーソンが出演するかも明らかにされていない。「冒険野郎マクガイバー」の映画化は、2002年にも企画され、その後中止されたが、今回デ・ラウレンティス親子が製作にかかわることから現実味が出てきたとファンも喜んでいる。