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トム・クルーズを直撃!アイパッチを付けての撮影での苦労を語る!

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トム・クルーズ
トム・クルーズ

 ハリウッドのトップを走り続けているトム・クルーズと、映画『ユージュアル・サスペクツ』で注目を浴び、今や有名監督となったブライアン・シンガーが、新作映画『ワルキューレ』について語ってくれた。本作は、第二次世界大戦中に実際にあったヒトラー暗殺計画を基に、ヒトラー政権に従う者、反対し政権を変えようとする者、そして両者の間で陰謀を計画する三者にわかれ、スリリングな駆け引きが繰り広げられるサスペンス超大作だ。

映画『ワルキューレ』写真ギャラリー

 本作への出演についてトムは「初めて脚本を読んだとき、そのサスペンス性に度肝を抜かれたんだ。本当にすごかった! 読み終わった瞬間は、この話が実話だと信じられなかったよ。今までこの話を聞いたことがなかったからね。それがすべてのきっかけだね」と熱く語ってくれた。
 
 アメリカでは、本作の公開と同時期にホロコースト映画が5本ほど公開されたのだが「僕の作品は、ホロコースト映画ではないよ。それらと公開が重なったのも偶然だね。ヒトラー暗殺計画の陰謀を描いた映画であり、真実であることに深い意味があるんだよ。ハリウッド映画によくある急転するストーリー構成が、実は本当に起こっていたんだから。それに、僕は実際にヒトラーのボディーガードだった男性と食事もしたんだ」とブライアン監督は本作を特別な作品であると強調した。

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 アイパッチを付けての演技についてトムは「最初は大変だったよ。特に暗いところでの撮影は奥行きがつかめなくてバランスを崩すことがよくあったんだ。部屋に入るのも一苦労でね。それにブライアン監督にとっても挑戦を余儀なくされたと思うよ。アイパッチを付けたことによってカメラのとらえ方も変わるから、アングルも工夫しなきゃならない。それに19世紀に使用されていたアイパッチをリサーチし、シュタウフェンベルク大佐がどうやって生活していたか調べたりもした」と撮影時の苦労を教えてくれた。

 ナチスのフォーメーションの演出について、ブライアン監督は「研究のために戦争写真をよく見たんだ。それにヒトラーはよくフィルムの撮影をさせていて、当時の映像が結構残っているんだよ。後は、軍事アドバイザーに敬礼の仕方からささいな動きまで教わった。例えば、大佐が上官にする敬礼とヒトラーにする敬礼だけでも違うんだよ」と語ってくれ、生存しているヒトラーのボディーガードとも食事をしたことも明かしてくれた。トムのブライアン監督への心遣いや記者を楽しませる発言がとても印象的で、終始にぎやかな記者会見となった。(取材・文:細木信宏 / Nobuhiro Hosoki)

映画『ワルキューレ』はTOHOシネマズ 日劇ほかにて全国公開中

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