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『スーパーバッド 童貞ウォーズ』監督の新作は、ブレイク前のクリステン・スチュワートが出演!

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グレッグ・モットーラ監督
グレッグ・モットーラ監督

 アメリカで予想外のヒットを飛ばした、映画『スーパーバッド 童貞ウォーズ』のグレッグ・モットーラ監督が、新作映画『アドベンチャーランド』(原題)について語ってくれた。大学を卒業したばかりの青年ジェームズ(ジェシー・アイゼンバーグ)が、強制的に行かされたアルバイト先の遊園地で、人生を変えるひと夏の経験をする青春ストーリー。

 本作は、グレッグ監督の実体験から生まれたものらしい。「僕が体験したほとんどのことを描いているが、もちろん女の子たちはそこまでかわいくはなかったよ……(笑)。クリステン・スチュワートが演じるエミリーは、若いころに付き合った女性を全部まとめたようなキャラクターなんだよ」と語るグレッグ監督。

 なお本作のクリステンは映画『トワイライト~初恋~』でブレイクする前の出演とのことだが、グレッグ監督は「僕の映画の後に、クリステンがその映画に出演することが決まってね。とても素晴らしいことだと思っていたら、大ヒットだからね」と驚きを隠せない様子。「ちょうどキャサリン・ハードウィック監督が、クリステンをオーディションするために、僕らのセットを訪れてね。その後戻ってきたクリステンは、『バンパイア映画に出演が決まったわ!』って喜んでいたっけ」と当時を振り返るグレッグ監督

 劇中で使用される1980年代の曲については「脚本を書いていた時点で曲を思い浮かべていて、中でもルー・リードの楽曲は絶対手に入れなければならなかった。幸いにも彼の所属事務所が脚本を気に入ってくれて、さらにその曲のおかげで、ローリング・ストーンズの曲なんかも問題なく使うことができたんだ。ちなみに『スーパーバッド 童貞ウォーズ』で使用したヴァン・ヘイレンの『パナマ』って曲の使用料金は、今回の音楽の使用料金を全部足したくらいの高額だったっけ」とグレッグ監督は笑いながら答えてくれた。(取材・文:細木信宏 / Nobuhiro Hosoki)

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