『トワイライト~初恋~』に出演したウワサの3人に独占インタビュー!
小説がシリーズ累計2,500万部の売り上げを記録し、ついに待望の実写化となった映画『トワイライト~初恋~』に出演した注目の若手俳優、ロバート・パティンソン、クリステン・スチュワート、テイラー・ロートナーの3人に撮影秘話などについて語ってもらった。
「エドワードを演じてみたいと思っていたから、抜てきされたときはすごくうれしかったんだ」とロバートは、バンパイアのエドワード役に選ばれたときの喜びを語ってくれた。バンパイアを演じるにあたって、どんな役作りをしたのか聞いたところ「典型的なバンパイアのイメージは無視して、エドワードの無口で無表情なキャラクターを重視したんだ。それを表現するために1か月半くらいあまりしゃべらないようにしたよ。おかげで少ししゃべり方を忘れちゃったけどね(笑)」と照れくさそうにコメントした。本作では、アクションシーンに挑戦したエドワード。そのため2か月間もジムに通い、体を鍛えたそうだ。「最初の撮影がベラ(クリステン)を抱きかかえるシーンだったんだけど、腕をけがしちゃったんだ。ジムで鍛えたかいがなくてショックだったよ(笑)!」と苦笑い。しかし、アクションシーンは迫力満点に仕上がっている。
ヒロインのベラを演じたクリステンは、映画『パニック・ルーム』でジョディ・フォスターの娘を演じ、最近ではショーン・ペンが監督を務めた映画『イントゥ・ザ・ワイルド』に出演するなど、今アメリカで最も注目を集めている若手女優の一人だ。「ベラとエドワードは最高の相性で結ばれているわ。それはまるで中毒みたいね。化学反応による中毒みたいに、あなたを失うくらいなら自分が生きている意味がないと思い合うほどに惹(ひ)かれ合っていくのよ」とベラとエドワードの関係について、クールに分析してくれたクリステン。また、ベラは自分自身とまったく異なる人物だという。「わたしが演じることを大好きな理由は、自分とまったく違う人物の生活を体験することができるから。自分とは違う境遇を経験することによって、いろいろ学べることがあるのよ」と語る彼女は、演技にとても熱心で、役柄に対する思い入れもうかがえた。
そしてベラの幼なじみで、彼女に思いを寄せるジェイコブを演じたテイラー。劇中のジェイコブは長髪だが、テイラー本人は短髪で、17歳とは思えない大人びた雰囲気だった。「『トワイライト~初恋~』の中では、ジェイコブの存在はすごく謎だと思う。ジェイコブ自身も、自分のバックグラウンドについてあまり知らないんだ。唯一わかっていることは、彼の部族の先祖は狼だったという言い伝えだけ」と語り、本作でのジェイコブはミステリアスな存在であることをにおわせた。テイラーは、ジェイコブの謎は次回作の映画『ニュームーン』(原題)で明かされると語っている。「次回作でジェイコブは、キーパーソンなんだ。彼の身に何かが起こるんだけど、ネタバレしてしまうからこのくらいでやめておくよ(笑)」と興味深いコメントを残してくれた。謎めいた青年ジェイコブの活躍にも注目だ。
インタビュー中の3人はとても仲が良く、互いを尊敬し合いながら撮影をしていた様子がうかがえた。『ニュームーン』(原題)の撮影もいよいよ始まり、現地のファンやメディアの間では次回作の話題で持ちきりのようだ。注目の若手俳優3人の活躍に今後も期待したい!
映画『トワイライト~初恋~』は4月4日より新宿ピカデリーほかにて全国公開