クリスチャン・ベイル、ダーク・スリラー映画でマーク・ウォールバーグと共演
6月13日から日本で公開される映画『ターミネーター4』が期待されるクリスチャン・ベイルが、次回作でマーク・ウォールバーグと共演することが明らかになった。
ハリウッド・レポーター紙のブログ版が伝えたところによると、クリスチャンがすでにマークの主演が決まっている新作映画『プリズナーズ』(原題)へ出演するとのこと。二人の役柄は明らかにされていないが、6歳の娘を持つボストンの家庭的な父親が、娘の親友が誘拐された事件を自らの手で解決しようとするストーリーで、映画『セブン』『羊たちの沈黙』のような身の毛がよだつようなダーク・スリラーだ。本作の脚本は、新進脚本家アーロン・グジコフスキが執筆したもので、脚本の完成度の高さから映画化にはハリウッド中のメジャースタジオの多くが希望していた注目の作品だ。
監督は現在のところ決まっていないが、映画『ワルキューレ』のブライアン・シンガー監督が「(この作品に)とても興味を持っているよ。素晴らしい脚本だし、マークと一緒に仕事がしたいね」とエンターテイメント・ウィークリー誌に対して語っており、メガホンを取る可能性が高くなっている。最近は大作ばかり監督しているブライアン監督だが、本作には監督が注目されるきっかけとなった映画『ユージュアル・サスペクツ』のような衝撃的要素があるといわれているので、ブライアン監督には初心に帰るつもりでメガホンを取ってほしいものだ。