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『レッドクリフ Part II』最高のダッシュ!興収70億いけそう?-4月13日版

映画週末興行成績

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『レッドクリフ Part II -未来への最終決戦-』より
『レッドクリフ Part II -未来への最終決戦-』より - (C) Bai Xiaoyan

 春休みを終えて迎えたゴールデンウィーク映画シーズンの幕開け週に、洋邦の話題作の続編2作が初登場でワンツーフィニッシュを決めた。第1位は総製作費100億円の2部大作の後編となる映画『レッドクリフ Part II -未来への最終決戦-』。集客が見込める大作に多い金曜日公開で、初日3日間の動員68万人、興行収入8億6,000万円を稼いだ。

映画『レッドクリフ Part II -未来への最終決戦-』写真ギャラリー

 ジョン・ウー監督と金城武をはじめ主要キャストらによる精力的なPR行脚と、映画『レッドクリフ Part I』の公開から5か月でテレビ初放映などのプロモーション戦略で人気の火をともし続け、大方の予想通りの猛攻スタートダッシュ。配給元のエイベックス・エンタテインメントは、興行収入50億5,000万円、動員407万人のメガヒットを飛ばした前作との合算興行収入100億円達成に「想定の範囲内」と強気。さらに「ゴールデンウィークを挟みますから『レッドクリフ Part II』だけで60億円から70億円はいけるでしょう」と鼻息が荒い。今年の年間興行収入ベストテンで上位も十分狙える勢いだけに、どこまで記録を伸ばし続けるか業界内外で注目されている。

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 第2位は、不良ムービーの続編映画『クローズZERO II』で、11、12日の2日間の成績が動員42万人、興行収入5億7,000万円。一昨年公開の前作の興行収入25億円と比べ143.3パーセントとこちらも見事な数字を記録し、前作超えどころか最終興行収入40億円も狙えるスマッシュスタートを切った。小栗旬ら今をトキメく若手イケメン俳優軍団のパワーアップしたワルぶりに夢中の女性ファンに加え、バイオレンスものに定評のある三池崇史監督に心酔する広い年齢層の映画ファンの心をガッチリつかんだ様子だ。

 第3位には、ここ2週間の3強で唯一ベスト3に残った映画『ドロップ』。『クローズZERO II』と丸かぶりのイケメンによる不良モノながらつぶし合いにはならず、相乗効果が働いてか公開4週目を迎え、3週連続で同じ順位をキープと依然好調だ。第4位の映画『ヤッターマン』と第5位の映画『映画ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史』は、共に公開6週目で、それぞれランクダウン。以下は、映画『マダガスカル2』『ザ・バンク 堕ちた巨像』がベストテン圏外へ消えた以外は、順位を入れ替える形となった。10本中5本がシリーズものか続編と、昨今の映画製作事情が見て取れる結果に。また、ベストテン圏外ながら本年度アカデミー賞外国語映画賞受賞の映画『おくりびと』が、31週目のロングラン中で、12日現在で動員525万人、興行収入60億円を突破した(配給元・松竹発表)。

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 次週は、本年度アカデミー賞で作品賞など8部門を制した世界的注目を浴びる映画『スラムドッグ$ミリオネア』を筆頭に、 “おっぱいの約束”に奮闘する綾瀬はるか主演の異色青春映画『おっぱいバレー』、さらにこの時期の定番である映画『クレヨンしんちゃん オタケベ!カスカベ野生王国』『名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)』など、ゴールデンウィーク向けの作品が多数登場。大幅な入れ替わり劇が展開すること必至!? (ランキングは興行通信社調べ)

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