椎名桔平、憧れのゲイリー・オールドマンと私物を交換！
映画『レイン・フォール/雨の牙』の初日舞台あいさつが25日、東京・丸の内ルーブルで行われ、主演の椎名桔平が共演のゲイリー・オールドマンとの秘話を語った。
残念ながら雨に見舞われた公開初日だが、タイトルにも「雨」がつくだけに、椎名は「普段は初日の雨はいいものじゃないけど、今回は“レイン・フォール”ということで、うれしいような気がします」と笑顔。
今回、原作のアイスラーがアメリカ人、監督はオーストラリア出身のマックス・マニックス、舞台は東京、そして共演はイギリス人のゲイリー・オールドマンと、国際色豊かな才能が大集合しているが、なかでも椎名はゲイリーについて「普通にスクリーンを見ていて、すごいな、とか、素晴らしいな、と昔から大好きな役者さんでした」と惚れ惚れ。そのゲイリーからのビデオ・メッセージが上映され、「君にあげたセーター、着てくれてるかい？ 僕は君のジャケット、ちゃんと着てるよ」とコメントが。椎名は「撮影が全部終わって飲みに行ったときに、最後の夜だから何か欲しいなっ……て」と、憧れの俳優へ大胆な物々交換を申し出たよう。「ゲイリーは、ロスに帰ってからプレゼントを送ろうと思っていたって言ってくれたので、そんな面倒なことはいいから……そのセーターいいね……って（笑）。彼が羽織っていたセーターをもらって、僕が着ていたジャケットを差し上げたんです」とうれしそうに振り返った。
本作は、元CIA工作員のバリー・アイスラーが自身の体験を綴り、世界的ベストセラーとなった小説「雨の牙」を原作に、暗殺者ジョン・レイン（椎名）の姿をダークにスリリングに描いたサスペンス・アクション。
映画『レイン・フォール/雨の牙』は全国公開中