新生『スター・トレック』のカークの父親、マイティ・ソー役に決定
大ヒットを記録しているJ・J・エイブラムス監督による映画『スター・トレック』から新しいヒーローが誕生しそうだ。『スター・トレック』でカーク船長の父親を演じたクリス・ヘムズワースが、ケネス・ブラナーが監督することが決まっている映画版『マイティ・ソー』でヒーローのソーを演じるとマーベル・スタジオが正式に発表した。
『スター・トレック』は、カーク船長たちの青年期を描いた作品のため、父親を演じたクリスもまだ25歳という若手俳優だ。オーストラリア出身の彼は191センチの長身と端正な顔立ちで、カークの父親を演じたことからわかる通りカーク役のクリス・パインの目元にどことなく似ている。これまでオーストラリアのテレビ界を中心に活躍してきた彼はハリウッドでは無名だが、『スター・トレック』でカークの父親に大抜てきされたラッキー・ガイだ。本作のほか、ホラー・スリラー映画『ア・パーフェクト・ゲートウェイ』(原題)でミラ・ジョヴォヴィッチと共演し、映画『若き勇者たち』のリメイク版ではオリジナルでパトリック・スウェイジが演じた主人公を演じることが決まっている注目の俳優である。実は、このソー役にはクリスの弟であるリアム・ヘムズワースも候補に挙がっており、マイリー・サイラスと共演が決まり、スケジュール的に本作への出演が無理になった弟に代わって兄がヒーロー役を獲得したことになる。
映画は、北欧神話の神トール(マイティ・ソー)が活躍するスーパーヒーロー映画で、マーベルから刊行されている同名人気コミックを実写映画化する作品だ。映画版『マイティ・ソー』は、マーベルが企画しているスーパーヒーロー映画の一本で、クリスはスーパーヒーロー大集合映画『アベンジャーズ』(原題)にもソー役で出演し、アイアンマン役のロバート・ダウニー・Jrと共演する予定だ。