津川雅彦、初アニメアフレコで女性にだまされる役「僕なんかしょっちゅう」
俳優、津川雅彦とオペラ歌手で女優の森公美子が3日、東京・三鷹の森ジブリ美術館で行われた、日本語吹き替え版の声優を務めるクレーアニメ映画『ウォレスとグルミット/ベーカリー街の悪夢』の試写会で舞台あいさつした。
映画『ウォレスとグルミット/ベーカリー街の悪夢』写真ギャラリー
イギリスの名門アニメスタジオ、アードマン・アニメーションズによる、過去アカデミー賞を4回受賞した世界的人気シリーズの最新作で、ドジな発明家のウォレスとしっかり者の愛犬グルミットのでこぼこコンビが、とある連続殺人事件に巻き込まれる物語。
今年54年目を迎える俳優人生で初のアニメのアフレコ挑戦で、主人公・ウォレスの声を務めた津川は「昔からアニメには親しんできましたが、クールな新しさと古い良さが混在した素晴らしい作品」と絶賛。劇中の、森が務めた女性パイエラにだまされる役どころには「僕なんか、しょっちゅうです。男は女性にだまされてだまされて成長していくもの。僕の歴史は女性に振られて振られて成長してきた。そういう意味ではこの作品はリアリティーがあっていいね」と手痛い女性遍歴を語った。
一方の森は、男性の口説き方を「わたしの場合は餌付け。料理が得意なので、どんどん食べさせて居心地良くさせていく。主人はそうやって射止めました」とコワイ(?)笑顔でテクニシャンぶりをうかがわせた。
映画『ウォレスとグルミット/ベーカリー街の悪夢』は7月18日より全国公開