カンニング竹山、イケメンに混ざって自らのかっこ良さを語る!
公開中の佐藤祐市監督の最新作映画『守護天使』で初の映画主演を果たし、誘拐された女子高生を助けるヒーローを演じたお笑い芸人、カンニングの竹山隆範が、共演した佐々木蔵之介、與真司郎とともにこのほどインタビューに応じ、男の真のかっこ良さついて語った。
女子高生を救うヒーローを演じた3人は、劇中で男の真のかっこ良さを体現した。では、自身のかっこ良さについてはどう思っているのだろうか? 竹山は、「実生活では、映画と同じで奥さんには頭があがらない」とテレながらも、「舞台に立ち、しゃべった後でスコン! とオチが決まったとき、おれってカッコイイかも……と思う」と笑顔で語った。いつもカッコイイ佐々木はちょっと考えた後で、「飲みに行ったとき、みんながビールと言うのに、僕は、とりあえず冷酒! って言うときかな……」と余裕の笑顔を見せた。ミュージシャンでもある與は、やはり「舞台の自分が一番カッコイイと思う」と話してくれた。
佐藤監督といえば、映画『キサラギ』で、その独創的な世界観で観客の心をしっかりとつかんだ人物。「観客が楽しんでくれる作品しか作らない」という佐藤監督だが、そんな監督の期待に応えようと、竹山はただひたすらまじめに演じ、佐々木はチンピラを演じることを楽しみ、與は緊張しながらも映画初出演を果たしたという。
見どころタップリの本作で赤いフンドシ姿を披露している竹山は、「初の濡れ場で、撮影の前日はどこまでやればいいのかドキドキした」と本音を漏らしたが、佐々木は、「フンドシを食いちぎるというシーンがあって、体当たりで演じましたね」と余裕を見せた。最後に、映画の見どころを「見返りを求めずピュアな心で、信じるものに向かっていく3人を観てほしい」(佐々木)、「心が温まる不思議な映画」(與)、「あまり深く考えないで、流れに乗っかると何でもできるんです。結果がどう出るのかというのを楽しんでほしい」(竹山)と思い思いに語った。
『守護天使』は、観る人に勇気と希望を与えてくれる作品。ピュアで、熱い思いを持った中年サラリーマンを演じた竹山は、はたして中年サラリーマンの星となることができるのか!?
映画『守護天使』は渋谷HUMAXシネマ、角川シネマ新宿ほか全国公開中