セレブたちが名物レストランをボイコット?ロバート・デ・ニーロの「ノブ」
セレブ御用達レストランとして知られる「ノブ」に、重大な問題が持ち上がった。ノブはロバート・デ・ニーロが共同オーナーを務め、世界中でセレブの注目を集めている日本食レストランだが、そのメニューに使われている魚が、絶滅の危機に瀕しているアトランティック・ブルーフィン・ツナ(大西洋本マグロ)であることを、セレブリティたちが非難し始めたのだ。
この魚は、現状のままだと3年以内に絶滅してしまうという。ノブでは、この魚のメニューには一言、「絶滅に瀕している魚です。よろしければ別の選択を」と書き添えているが、ノブを愛用しているシエナ・ミラーやシャーリーズ・セロン、モデルのエル・マクファーソン、スティーヴン・フライやスティング、アリシア・シルヴァーストーンらは、共同でノブに手紙を送り、「ノブの顧客、そしてファンとして、この魚がメニューから完全に消えることを要求します。地球上で最も素晴らしい生物の一つであるこの魚が、数年で絶滅してしまう可能性があるというのは悲劇的なこと」とコメント。さらに「このリクエストを真剣に考えてもらい、われわれが良心的に食事できることを期待しています」と強い態度で臨んでいる。