『ハリー・ポッターと謎のプリンス』本ポスター解禁!象徴はセックス、ドラッグ、ロックンロール?
7月15日に公開される映画『ハリー・ポッターと謎のプリンス』の本ポスターがついに解禁され、監督がそのベールに包まれた内容の一部を明かしてくれた。
前作に引き続き監督を務めるデヴィッド・イェーツは、原作者J・K・ローリングからの信頼も厚い。6作目を象徴するキーワードがあるとすればそれは何かと聞いてみると「とてもロマンチックで、今回はロマンスあふれる作品となったのは確かだね。“Snogging”というのはイギリス英語でキスのことなんだ。僕はよくセックス、ドラッグ、ロックンロールと言っていたんだが、それよりは実際にはもっと具体的なのかもしれないね(笑)」とちょっとアブない発言も飛び出した。
さらにたとえは悪いがストーリーの中にはドラッグも出てくるらしい「思考を変えることのできる魔法の薬が出てくるんだけれど、ハリーはフェリックス・フェリシスを経験し、それによって幸運を手に入れることができる。ロンは愛の妙薬を飲んで、頭がくらくらし、ちょっとばかになってしまったりする。そうやって子どもたちが精神状態を変える薬を飲むというストーリーによって、子どもたちが成長して行く様子を描けるわけだ。新しいことを経験したり、世界にはどんなものが存在するかを知るようになる。そしてそれらがどれだけ難しく、つらく、そして楽しいことかというのを体験するわけだ。突き詰めて考えるとロマンチックコメディーだと言えるけど、中盤でギアを変え、それ以降はヴォルデモートの魂の一部を追求する話に変わっていくから、いろいろな要素があるね」と物語の内容を詳しく教えてくれた。
『ハリー・ポッターと謎のプリンス』は、6月20日に109シネマズの3館(川崎、菖蒲、箕面)で日本初オープンする“IMAXデジタルシアター”のオープニング第2弾としてIMAX 3Dバージョンの上映が決定している。本編中の一部に専用メガネをかけて、スクリーンから飛び出すハリー・ポッターの世界を大迫力で堪能することができる。
映画『ハリー・ポッターと謎のプリンス』は7月15日より全国公開