辛酸なめ子、魔性の女に変身したい!?「バルセロナに行けば変われるかも」
映画『それでも恋するバルセロナ』のトークイベント試写会が19日、東京・渋谷シアターTSUTAYAで開催され、漫画家でコラムニストの辛酸なめ子さんと、作家でコラムニストのLiLyさんが自身の人生観について語った。
本作は、親友同士のヴィッキー(レベッカ・ホール)とクリスティーナ(スカーレット・ヨハンソン)が、バカンス先のバルセロナで出会ったセクシーな画家のフアン(ハビエル・バルデム)と三角関係に落ちるロマンチック・コメディー。激情的なフアンの元妻・マリアを演じたペネロペ・クルスが本年度アカデミー賞助演女優賞を獲得している。
三者三様の女性像を描いた本作について、辛酸さんは「わたしはモラリスト。日本の女性はこういうタイプが多いと思う」と恋愛に慎重派なヴィッキーに共感した様子。しかし心の中では、スカーレットやペネロペのような魔性の女になりたいという願望もあるようで、「バルセロナに行けば、(自分も)変われるかも」と恋と情熱の町バルセロナに思いをはせていた。
一方、アメリカ留学の経験もあるLilyさんは女性2人、男性1人の三角関係に、「アメリカの男性にとって、3Pって(性的)ファンタジーの常識」と過激発言。昨年末には出会って4日の男性と電撃結婚するなど奔放な人生を歩んでおり「他人が何と言おうと、本人たちの中にある真実さが大切だし、それが人生の面白さだと思う」と自分らしさを貫く映画の登場人物たちと自身を重ね合わせていた。
映画『それでも恋するバルセロナ』は6月27日より全国公開