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鶴瓶と瑛太が“ボケ&ツッコミ”で濃厚エピソードを披露!

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相性の良さをうかがわせた笑福亭鶴瓶(左)と瑛太
相性の良さをうかがわせた笑福亭鶴瓶(左)と瑛太

 映画『ディア・ドクター』の初日舞台あいさつが27日、東京・シネカノン有楽町1丁目で行われ、映画初主演の落語家、笑福亭鶴瓶、共演の瑛太西川美和監督らが出席した。

映画『ディア・ドクター』

 映画初主演ながら芸能界の大ベテランでプロの噺家の鶴瓶は、ほかの出席者のコメントに突っ込みを入れては盛り上げるムードメーカーぶりを発揮し、特に瑛太とはコンビ漫才のような掛け合いを披露。瑛太が「クランクインしてから、鶴瓶さんとはご飯を食べたり、お酒を飲んだり、すいかを食べたり、サウナに行ったり…(笑)、ずっと一緒でした」と撮影中、密に過ごした思い出を語ると、「そう、サウナね。僕、間違えて女湯にも入ったもんな(笑)」とユーモアセンスを発揮。

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 一方で、西川監督が、完成作を観ないまま今年3月に脳梗塞で急逝したプロデューサーの安田匡裕さんへの哀悼の言葉を述べると、安田さんと20数年近く親交があったという鶴瓶もしんみりした表情で耳を傾けた。

 この日は、医者が主人公の同作にちなみ、白衣に身を包んだ観客が鶴瓶らを出迎える逆サプライズ演出が敢行された。キャスト陣と監督は、客席が白衣だらけの異様な光景にびっくり。鶴瓶は苦笑しながら「お客さんにこんなことさせてごう慢やろ! おめかしして来ているのに…(笑)」とスタッフにも突っ込んでいた。

 本作は小さな山村を舞台に、村人全員に愛されていた一人の医師の失踪劇を通して、日本が抱える医療問題や、嘘と真実の境界線が曖昧な世界で生きる人間の姿をあぶり出すヒューマンドラマ。モントリオール世界映画祭(8月27日から9月7日まで開催)のワールド・コンペティション部門への出品が決定している。

映画『ディア・ドクター』は、シネカノン有楽町1丁目ほかにて全国公開中

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